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35話 君が笑うから(激情)

مؤلف: 蒼良 美月
last update تاريخ النشر: 2026-05-31 11:08:10

 ──目移りしそうなぐらい、お洒落な服が視界を占領していた。まるで私は、何処かのお姫様になったような気分になる。

 そんな私に先生は笑いながらも、ほんの少しだけ時折呆れた顔を見せる。

「どっちが良いですか?」

「欲しいなら両方買えばいいだろ」

「えぇえ〜〜勿体ないですし」

「良いよ身体で払ってくれたら」

「ぇ?」

「阿呆そっちじゃない。ちゃんと4月までに間に合わせろよ?」

「……ですよね」

「あ、板に乗せられない状態と判断した場合は即刻切るから、覚えておくように」

「ぇ?」

 え?? 聞いていませんが? オーデション受かってもクビになるってことですか?

「こっちも慈善事業じゃないんで」

「う、嘘ですよねぇ?」

「俺、今まで嘘ついたことないが?」

「ぇ? まさかとは思いますが、もし駄目だったら先生ともお別れ?」

「そういうことになるな。ハハハッ頑張りたまえ」

 うそおおおぉおお!

 そんなあああ!!

 やっぱり悪魔だ……

 音楽に関して先生は一切絶対妥協しない。

 一見、冗談で言っているように見えるが、先生が「音楽」で情けを掛けることは絶対にないことは分かっていた。

 ◇

 み、御、神
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  • 御神先生の秘蔵っ子   7話 威風堂々

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